11月4日から5日に掛けて、ISO9001の外部審査が行われました。今回は3年に1度の更新審査ということで例年より審査工数が多かったのですが、現場を含めて各部門で対応いたしました。
ISO9001というのはご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、品質マネジメントの国際規格です。請け負った業務に対して顧客の要求を満たしているか、作業はルール通り行っているか、トラブルが起こった時の対応、購買先(協力業者)の検証、従業員の力量把握、現場の作業環境はどうか……など、様々な項目についてチェックが行われます。
今年も無事に審査が終了し、細かな観察事項は何点かあったものの、概ね良く出来ているという評価を頂きました。
当社の関わる業界は、良くも悪くもなかなか独自性を打ち出せないところがあります。その中で、改善をしていこうという独自性や、本社を含めた従業員の意識の高さなどについて、審査員の方からお褒めの言葉を頂戴いたしました。同業他社を直接見ている審査員の方から直接このようなコメントをいただけるのは特筆すべきことだと思います。
日々の業務は確かに大して変わらないかもしれません。ただし共通意識を高くして、当たり前のことを当たり前の様に行っていけば、これが継続していくと思っています。今年ISO9001は2015年版が発行され、近いうちにその対応も行わなければなりません。今回の観察事項対応も含めて、審査と日常業務がかけ離れることが無いように進めていければと思います。
(文責:ISO担当)